資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

ファイナンスアイは、資金調達・資金繰りを成功報酬で対応するコンサルティングです。主に近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)で活躍しています。

2015年02月

前回、経営者に必要な財務面の能力として、
財務諸表から自分の会社を説明する能力
が必要であるとの
記事を書きました。

今回はそこをもう少し深堀りしてみます。

会社には会社案内やパンフレット、HPがあります。
これは、会社の顧客や取引先に自分の会社を理解してもらうことを第一目的としています。

では財務諸表はどうでしょう。

これは、金融機関向けの会社案内と考えて頂きたいのです。

会社案内や商品パンフレットの説明ができない経営者が経営している会社で
商品やサービスを受けたいと思いますか?(大企業であっても同じです)

金融機関も財務諸表を説明できない経営者に同じ思いを抱くのです。

ビジネスを拡大するには、直接・間接問わず何らかの資金調達が欠かせません。
ビジネスの拡大と財務諸表を説明できる能力は、密接に関連しているのです。




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経営者はどのような能力が必要かといいますと、はっきりしています。

ビジネスを伸ばす能力

これに尽きます。
逆にこれ以外の部分は、従業員や外部にコストを支払い行ってもらえばよいのです。

では、経営者は財務の知識は必要でしょうか?
私は、次の一点を除き、不要であると考えています。

それは、
財務諸表から自分の会社を説明する能力です。

これは、ビジネスを伸ばす能力と非常に密接に関係しています

上場会社でも、株主総会において自社の決算説明を
事務方の資料を棒読みする経営者が良く見られますが、
このような会社は、今後大きく成長することはないと判断してもよいと思っています。

次回はビジネスを伸ばす能力との関連性について説明します。




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エイチ・アイ・エス(HIS、9603)は2月19日、民事再生手続き中のスカイマーク(SKY/BC、9204)の再建を支援する意向を明らかにした。
Aviation Wire 2月19日(木))

JALが支援を白紙にした直後、HISが支援の名乗りをあげました。

HISは澤田会長を中心として、ハウステンボスを徹底したコストカットと同時に
現場を回って社員の士気を高めるなどの社内改革を断行。

営業施策としては700万個の電球を使ったイルミネーションや
人気アニメ「ワンピース」を起用したクルーズなど、斬新なイベントを次々と打ち出し
再建1年目から業績を回復、開業以来初の営業黒字を達成させた手腕を持っています。

また、スカイマークの創業期における大株主でもありました。
先日、オリックスも支援の意向表明をしており、再生支援の布陣は整いつつあるようです。




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創業直後の倒産リスクについて②です。

創業直後にやってくる倒産リスクは、

①売上が取れない
②設備投資の見通しが甘く、運転資金を転用した


を大きな要因としています。

これは、共に事業計画の甘さから来るものです。

創業直後から黒字の売上計画は、作っている間は幸せです。
お金がじゃんじゃん入ってくる計画ですから、気持ちも昂ります。

営業出身の方は、会社時代の目標と同等に考え目標を立てなければ
達成できないと考えているのかもしれません。

しかし一旦始まると、非常に厳しい。
そもそも黒字でスタートできるはずがないのです。

また、設備投資の見通しが甘い場合も同様です。
設備を購入するため、手元にあった資金を取り崩すことになります。

そのようにして運転資金がなくなることから、徐々に倒産へと近づいていくのです。

黒字の事業計画について、銀行はリスクが高いとは教えてくれません。
全てが自己責任なのです。

あと、残念なことに
依頼したコンサルタントが審査を通りやすくするために
無謀な黒字の計画を作る
というようなケースもよく耳にします。

こちらも最後は経営者に降りかかってきます。

もしリスクヘッジが不十分な事業計画をコンサルタントが作成してきた場合は
十分ご注意ください。




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無事、創業融資も受け取ることができ、事業スタート。

実はもうすでに、ある一定の方には倒産のリスクが含まれています。
それがはっきり形になるのが3ヶ月目~半年です。

私のところにもこのタイミングでよく相談がきます。
この時期に、運転資金がなくなる経営者が続出します。

なぜこのようなことになるのでしょうか?次回はこの要因について考えていきたいと思います。




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