ここを同じものだと勘違いしていると、大きな火傷を負うことになります。
また、この2つの違いは思想や目的の違いと思っている人も同様です。火傷します。
(私は若干負いました。。。)
まず、ビジネスモデルとはそもそも何でしょうか?
『顧客は企業から提供される製品やサービスと引き換えに代金を支払い、
企業は利潤を得るという一連の構造を指してビジネスモデルと呼ぶ』(ウィキペディア)
あまり違いが見えてきません。というか「金儲け」との違いがさっぱりわかりません。
実は一見差のないことが大きな誤解を生むのです。
ビジネスモデルの議論や検討を行っている場合、顧客は自動的に登場します。
もっと具体的にいうとデータや推定値で登場してきたりもします。
例えば、市場分析からターゲットを割り出しする場合は、潜在顧客という言い方で登場します。
つまり顧客は潜在しているが、いるという前提にたっています。
よってビジネスモデルの議論の主眼は潜在顧客をどう顧客化するか、
つまり何を提供する?になるわけです。
逆に「金儲け」の議論は、誰から何をしてお金をもらうの?です。
つまり、議論の主眼は誰=顧客?となります。
さて、起業する人はどちらの議論を尽くすべきでしょうか?
起業直後は潜在顧客すらいません。誰も何も知らないのです。
そうです。まず、サービスやあなたを知ってもらう活動が必要になるのです。
そしてその活動には広告資金と時間が必要になります。
あなたの提供するサービスが潜在顧客を引き出すには
あなたの認知度が必要となります。
もしサービスが広まっているなら、実はあなたの事業はある程度安定しているのです。
起業前の潜在顧客を前提とした提供サービス面に偏った準備や議論は
必要資金の目算を誤らせます。
起業を検討する場合、誰がお金を払うのか?
を十分検討する、つまり金儲けの目線も事業を維持するには必要となります。
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