個人事業主の方からも相談を頂きます。
特に多いのが、新分野で店舗を持たれた場合です。
個人が新分野の店舗をもつということは通常の企業で考えてみると
会社の業態全体を変えるほどのインパクトがあります。
当然、準備だけで1年はかかるでしょう。
しかし個人の場合、自分の意識だけ変えて終わってしまうことも出来ます。
「あっ、始めよう。」と資金の目処があればこれだけで終わります。
資金計画もありません。販売計画もありません。あるのは形式的な金融機関向けの資料だけです。
この簡単にできてしまうことが仇となります。
いざ、店舗を始めてみると売上がまったくたたない。
当初想定していた集客の読みは全て外れます。
その時に始めて、売上を増やす方法がわからないことに気づきます。
しかしもう店はスタートをしています。アルバイトも雇用しており、自分も自己資金を投入し
借入まで行っています。
慌てて、様々な広告を打ち始めますが、日々無くなっていく現金が気になり十分な広告も
できない状況になります。
大幅な値引きキャンペーンも行ってみますが、集客の動線ができていないため不発に終わります。
そうこうしている内に、現金が底をつき、完全に追い詰められてしまいます。
このような、状況を回避するには、
綿密な事業計画をたてること以外にありません。
始める前にもっとも自由な時間があります。その時間を使い考えうる限りの販売手法を
事業計画に落とし込み、事前に想定できるあらゆるリスクに対応するよう準備することです。
事業の遅れは資金に最終的なしわ寄せがきますので、予測不能のリスクに備えるため
資金は厚く準備しておきます。
これでようやく準備が完了です。
このような状況になって相談に来られたクライアントの方は、
本来、準備作業である事業計画の策定を、事業を継続しながらして頂くことになります。
何故なら、売り上げる計画すらないのに資金を調達しても、数ヶ月で消えていきます。
これは経営者の苦しみが増す以外の何者でもありません。
このような場合は、本質的な改善しか解決の道はないのです。
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