資金繰りの悪化は事業活動に悪影響を及ぼす

本来、経営者の役目は事業活動を継続させるための
監督やリーダーシップをとる役割を行うことにあります。
特に、事業規模が小さければ小さいほど経営者の役割は
大きくなり、事業の先行きは経営者にかかってきます。
そのため、できることであれば経営者は事業活動という
本業にのみ集中することが好ましいです。

しかしながら、資金繰りが悪化し始めると、
毎月の又は毎日の支払いに終われるようになり、
本業どころではなくなってしまいます。
そして、支払いに追われ始めると銀行交渉や取引先との折衝などを
する必要が生まれ、本来の事業に集中できなくなります。

このように、資金繰りが悪化し始めると、経営者が
本業に携われなくなり、本来の役目であるリーダーシップなどが
果たせなくなるのです。


指揮系統が乱れると現場も乱れ始める

経営者が本来の役割であるリーダーシップを取れなくなり始めると
現場の従業員が混乱を始めます。
もちろん、このような悪影響は企業の規模や事業構造により異なりますが
中小企業で経営者の裁量が大きい場合には顕著に表れ始めます。

そして指揮系統が乱れ始めると、社内での疑心暗鬼が発生します。
疑心暗鬼が起きる中で、資金繰りが悪化していることが
従業員に知れ渡ると、従業員が不安に感じ始め
社内で更なる混乱が生まれるのです。


資金繰りが安定すると本業に集中できる

資金繰りが安定すると、経営者は、従業員への給与の支払いや
取引先への買掛金の支払い、銀行への返済などに困る必要がなくなります。
また、定期的に売上があるので、資産を減らしたりすることも
考えずに済むので、安心して経営に携わることができるのです。

資金繰りの悪化は、企業の活力を大きく失わせることになります。
結果としてその場しのぎの資金繰りを工面できたとしても
企業の損なわれた活力や、企業の外部および内部から失われた信用を
回復させるには膨大な時間や労力が必要です。
このように、資金繰りの悪化は単に資金が逼迫することのみの影響に
留まりませんので、すぐにでも資金繰りを改善するように
行動することが大切です。



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