資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

ファイナンスアイは、資金調達・資金繰りを成功報酬で対応するコンサルティングです。主に近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)で活躍しています。

タグ:シャープ

経営不振に陥っている大手電機メーカーのシャープは、
25日に臨時の取締役会を開き、台湾の大手電子機器メーカー、
ホンハイ精密工業による買収の提案を受け入れることを正式に決め、
日本の大手電機メーカーとして初めて海外メーカーの傘下に入ることになりました。
(2月25日 NHKニュース)


先ずは一段落ではありますが、この結論になるのであれば
もっとシャープの価値が毀損する前に対応出来たのではないかと思います。
場当たり的な経営を行った経営者の責任は重いです。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 

シャープの経営再建に名乗りを上げた台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業に対し、
シャープ側が人員削減や事業の切り売りをしないよう
誓約書の提出を求めていたことが13日、分かった。
鴻海は提出しておらず、12日のシャープの臨時取締役会では、
官民ファンド、産業革新機構との支援受け入れ交渉を継続することを確認した。
(産経ニュース 2月14日)


誓約書を革新機構にも要求するならフェアですが、どうでしょう。
要求自体は労働組合等に配慮してのことだと思いますが、
単純に再建は困難となります。
それにしても、記事の見出しに悪意を感じます。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 










経営不振に陥っている「シャープ」は4日、7000億円を超える規模の
資金を投じて買収を提案した台湾の大手電子機器メーカー
「ホンハイ精密工業」と優先して交渉する方針を決めました。
これによって、シャープは台湾資本の傘下で再建を目指すことにしています。
(NHKニュース 2月4日)


機構から提案された出資額は3000億円。
現時点においては正しい決断だと思います。
シャープ経営者の、決断に至るまでの苦悩には敬意を表したいと思います。
まだ再生のスタート地点も見えない段階ですが、大きな一歩になるでしょう。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 










経営再建中のシャープは1日、業績悪化を受けて
昨年8月から今年3月まで実施している一般社員の基本給2%カットを、
4月から1年間延長するよう労働組合に申し入れたことを明らかにした。
今後、労使で協議する。
社員の15年度の賞与は夏、冬とも1カ月分だった。

シャープは昨年8月に始めた管理職の給与5%カットも来年3月まで続ける。
高橋興三社長ら経営陣も現在、役員報酬を最大55%減額している。
(産経WEST 2月1日)


リストラってこんなレベルではありません。
ダラダラとカットし続けるから、従業員も辞め辛くなるんです。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 









企業が不正を行うケースには、いくつかのパターンがある。
たとえば大王製紙のように、オーナー経営者が会社を私物化し暴走するパターン。
しかし今回の東芝の事件のように、社長をはじめ優秀な幹部社員たちが
「まじめに」「仲間のためを思い」コツコツと不正を積み重ねるというのは、日本独特の病理である。
なぜこうしたことが起こるのかを、考えてみよう。

事業がきちんと収益を生み出し、利益をあげているならば、不正会計の誘惑は生まれない。
だが、事業が稼ぐ力を失ってダメになってしまうこともある。
そのときに、当該事業があたかも順調であるかのように見せかけたい衝動に駆られ、
不正会計や粉飾が「結果的に」起きるわけである。
おそらく経営者も「構造的にこの事業は負け戦になっている」ということはわかっているはずだ。
要は「どこで撤退を決断するか」だけなのである。
しかし、日本企業の経営者はこれができないのだ。

日本的企業は極めて同質的な共同体であり、その内部においては
「現状の共同体内の調和をできるだけ乱してはいけない」という暗黙の同調圧力が働く。
そして、ここが日本的企業の「たちの悪い」ところなのだが、
こうした共同体内の調和を守ろうという行為は、悪意ではなく善意で行われていることである。
誰かが私利私欲のために悪意をもってそうしているなら、それを暴けば解決する。
しかし、彼らは極めて善意で、まじめに、共同体内の調和を守ろうとしているだけなのだ。
そうして被害を拡大させ、決定的なダメージを受けるのだ。
(東洋経済オンライン 1月28日)


経営者が不正会計にハマると、「事業の立て直しが何故上手く行かないのか」についての
真剣な検証と施策実施が疎かになります。
その結果、痛みも意味も無い精神論が幅を利かせることになるのです。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 









↑このページのトップヘ