押し寄せるフィンテックの波に対し、大手金融がベンチャーを内部に取り込み、
新サービスを生み出そうとする動きが加速している。
 「守りに入るより、自らサービスをつくっていくことが大事。
フィンテックの波にのまれるのを待つのではなく、むしろ波を起こしていきたい」――。
三菱UFJフィナンシャル・グループデジタルイノベーション推進部長の柏木英一氏が
そう意気込むように、大手銀行はフィンテックの新潮流を取り込もうと、
ベンチャーとの協業を進めている。
 三井住友は昨年10月にフィンテックやAI(人工知能)など新技術の活用を目指す新部署
「ITイノベーション推進部」を発足、ベンチャーなどとの連携を進めている。
みずほもサービスの革新を目指すプロジェクトチームを立ち上げ、
5月にはロボットのPepperを使ったハッカソンを開催した。
 ただ、「ベンチャーとの協業は簡単ではなかった」と各社は口をそろえる。
堅実な金融サービスの提供を求められてきた銀行と、
既存ビジネスの打破を狙うベンチャー企業との間には、
協業を進める上で大きなカルチャーギャップがあったからだ。
(日本経済新聞 6月28日)


銀行はフィンテックベンチャー会社のバイアウト先の一つになればよいのです。
共同開発などは構造上不可能です。



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