資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

ファイナンスアイは、資金調達・資金繰りを成功報酬で対応するコンサルティングです。主に近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)で活躍しています。

タグ:倒産リスク

創業直後の倒産リスクについて②です。

創業直後にやってくる倒産リスクは、

①売上が取れない
②設備投資の見通しが甘く、運転資金を転用した


を大きな要因としています。

これは、共に事業計画の甘さから来るものです。

創業直後から黒字の売上計画は、作っている間は幸せです。
お金がじゃんじゃん入ってくる計画ですから、気持ちも昂ります。

営業出身の方は、会社時代の目標と同等に考え目標を立てなければ
達成できないと考えているのかもしれません。

しかし一旦始まると、非常に厳しい。
そもそも黒字でスタートできるはずがないのです。

また、設備投資の見通しが甘い場合も同様です。
設備を購入するため、手元にあった資金を取り崩すことになります。

そのようにして運転資金がなくなることから、徐々に倒産へと近づいていくのです。

黒字の事業計画について、銀行はリスクが高いとは教えてくれません。
全てが自己責任なのです。

あと、残念なことに
依頼したコンサルタントが審査を通りやすくするために
無謀な黒字の計画を作る
というようなケースもよく耳にします。

こちらも最後は経営者に降りかかってきます。

もしリスクヘッジが不十分な事業計画をコンサルタントが作成してきた場合は
十分ご注意ください。




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貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 

無事、創業融資も受け取ることができ、事業スタート。

実はもうすでに、ある一定の方には倒産のリスクが含まれています。
それがはっきり形になるのが3ヶ月目~半年です。

私のところにもこのタイミングでよく相談がきます。
この時期に、運転資金がなくなる経営者が続出します。

なぜこのようなことになるのでしょうか?次回はこの要因について考えていきたいと思います。




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無借金経営と聞くと、安定、堅実というイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。
無借金経営とは経営としてどのようなものか
私見でメリット、デメリットを書いていきたいと思います。

私は経営学は修めておりません。
今まで見てきたクライアントから記載をしたいと思います。

【メリット】
なんといっても倒産リスクが少ないということでしょうか。
また全てを自己資金の範囲で行っており、少々の失敗も
会社が傾く程の大きなダメージにはなりません。
また、金利負担がないことも魅力です。

何十年にも渡ってコツコツと蓄積された現金は、少々赤字を出したとしても揺らぐことはありません。
「現金÷赤字の資金流出」が何十年にもなる会社は赤字に対する危機感も少なく、
会社の業績に雰囲気が左右されることが少ない会社勤めができると思います。

無借金経営を標榜している会社で現金の比率が高い会社は
とにかく安定が一番という学生にはおすすめできる会社になると思います。
(中には超激務の会社もあります。そこは見極めて頂きたいと思います。)

【デメリット】
財務の立場からしますと、単純に言うと現金が多い=収益計上の機会を
損失しているとの考え方になります。
利息は0%に近い水準ですから、例え100億円あったとしても、収益は微々たるものです。

大きな投資を行わなければ、大きな成長はありません。
外部資金を活用しない投資は、大きな投資とは言えないと思います。
(投資金額の問題ではありません。投資の規模の問題です)

また、無借金経営を良しとする会社の特徴として、投資を非常に絞り込む傾向があるように思います。
現金が減ると痛みを感じる体質になっているのです。(経験に基づく私見です)
私はここが無借金経営の最大の課題と考えています。
この痛みは失敗を恐る体質に移行していき、投資のタイミングや規模を間違うリスクが高まります。
こうなりますとライバルの競争から取り残され、徐々に企業価値が劣化していくこととなります。

【私見】
私は財務コンサルタントの立場として、企業は想定できないリスクに備えるための
十分な現金を保有すべきと考えています。
銀行は資金が足りない企業に融資を行いません。
自分の身は自分で守る必要があるからです。

しかし、企業の成長性となると全く逆の考え方を持っています。
開拓者精神をもって失敗を恐れず、果敢に市場にチャレンジしていくことこそが重要でないかと思います。

安定と成長を兼ね備えた会社はほんの一部しかありませんし、
そのような超一流企業も創業当時は果敢にリスクを取ってきたのではないかと思います。




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