資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

ファイナンスアイは、資金調達・資金繰りを成功報酬で対応するコンサルティングです。主に近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)で活躍しています。

タグ:再生支援

前回に続き、現場から見る成功する経営者②です。

今まで様々な経営者の方とお会いしてきました。
その中で、事業再生や立て直しの支援をさせて頂く際に、
やはり経営者の資質は、再生の重要なポイントになってきます。

その資質とは、初めての面談でもわかることなのですが
自社の資金繰り(特に支払)を
十分に把握していること
です。

不思議に思われるかもしれませんが、意外と把握されていないのです。

私は「資金ショートの懸念はありますか?もしあるならば何時ですか?」
と必ず確認をするのですが、その時にはっきりと「@月@日」と
答えられる方は少ないです。

答えられる方は様々な手法を検討されており、面談から課題の共有、
その後の対応策の打ち合わせはスムーズに進みます。

しかし、資金繰りの把握を全く怠っている方とは、中々話が進まないことが多く、
3日後に資金がショートすることが、面談の場で発覚することもあります。

このような場合、例え短期資金の手当てを行い、その後、事業計画を策定しても
融資を申込する金融機関との面談時に、
事業計画を自分の言葉で語れずに先方担当者の質問に
十分に答えられないため、熱意が足りないと思われることが多いのです。

資金の増減は変えられない事実です。
決算のように粉飾しての対応もできません。

非常に苦しいとは思いますが、常に資金繰りのことを真剣に考え続けることが
この先、再生を図る経営者に必要なことではないかと思います。

資金の把握状況=経営に対する真剣度

と言えるのではないでしょうか。




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関西を中心に日本全国対応しています。
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個人事業主の方からも相談を頂きます。

特に多いのが、新分野で店舗を持たれた場合です。

個人が新分野の店舗をもつということは通常の企業で考えてみると

会社の業態全体を変えるほどのインパクトがあります。

当然、準備だけで1年はかかるでしょう。

しかし個人の場合、自分の意識だけ変えて終わってしまうことも出来ます。

「あっ、始めよう。」と資金の目処があればこれだけで終わります。

資金計画もありません。販売計画もありません。あるのは形式的な金融機関向けの資料だけです。

この簡単にできてしまうことが仇となります。

いざ、店舗を始めてみると売上がまったくたたない。

当初想定していた集客の読みは全て外れます。


その時に始めて、売上を増やす方法がわからないことに気づきます。

しかしもう店はスタートをしています。アルバイトも雇用しており、自分も自己資金を投入し

借入まで行っています。


慌てて、様々な広告を打ち始めますが、日々無くなっていく現金が気になり十分な広告も

できない状況になります。

大幅な値引きキャンペーンも行ってみますが、集客の動線ができていないため不発に終わります。

そうこうしている内に、現金が底をつき、完全に追い詰められてしまいます。

このような、状況を回避するには、

綿密な事業計画をたてること以外にありません



始める前にもっとも自由な時間があります。その時間を使い考えうる限りの販売手法を

事業計画に落とし込み、事前に想定できるあらゆるリスクに対応するよう準備することです。


事業の遅れは資金に最終的なしわ寄せがきますので、予測不能のリスクに備えるため

資金は厚く準備しておきます


これでようやく準備が完了です。


このような状況になって相談に来られたクライアントの方は、

本来、準備作業である事業計画の策定を、事業を継続しながらして頂くことになります。

何故なら、売り上げる計画すらないのに資金を調達しても、数ヶ月で消えていきます。

これは経営者の苦しみが増す以外の何者でもありません。

このような場合は、本質的な改善しか解決の道はないのです。




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エイチ・アイ・エス(HIS、9603)は2月19日、民事再生手続き中のスカイマーク(SKY/BC、9204)の再建を支援する意向を明らかにした。
Aviation Wire 2月19日(木))

JALが支援を白紙にした直後、HISが支援の名乗りをあげました。

HISは澤田会長を中心として、ハウステンボスを徹底したコストカットと同時に
現場を回って社員の士気を高めるなどの社内改革を断行。

営業施策としては700万個の電球を使ったイルミネーションや
人気アニメ「ワンピース」を起用したクルーズなど、斬新なイベントを次々と打ち出し
再建1年目から業績を回復、開業以来初の営業黒字を達成させた手腕を持っています。

また、スカイマークの創業期における大株主でもありました。
先日、オリックスも支援の意向表明をしており、再生支援の布陣は整いつつあるようです。




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