成城、三軒茶屋など、「住みたい街ランキング」で上位にランクインする街を多く抱える世田谷区。
不動産業界では「世田谷は鉄板」「作れば売れるエリア」というのが常識だったが、
ここに大異変が起きている。

世田谷のマンション市場でまったく新しい「売れ残り現象」が発生し、
マンション業者たちが悲鳴を上げ始めたのだ。

「マンションが売れなくなってきた理由のひとつは、価格が異常高騰しすぎたから。
住宅は各世帯の年収の4倍が手頃、5倍が上限とされているが、
現状は山の手エリアだと日本人の平均年収の15倍、下町エリアで10倍、
都下でも8~9倍の水準。
世帯年収が1000万円超でないと、都内にマンションを買うのは難しい。
バブルがこれほど大きく膨らんだ結果、ついにマンションが売れなくなってきたわけです」
〔住宅ジャーナリスト・榊淳司氏〕

東京都心から始まった大暴落劇場は、もう止まりそうにない。
現代ビジネス 9月13日)



記事によりますと、他にも下北沢や目黒なども挙げられています。

データはありませんが、関西圏の不動産担保評価も
半年程度前から辛めになっている感覚はあります。