11月22日大阪府知事・市長のダブル選が投開票された結果、大阪維新の圧勝に終わりましたが、
今後の大阪にどのような変化があるのでしょうか。

今回の投票のポイントは、
①橋下氏が進めていた改革路線の評価
➁大阪都構想再挑戦の是非

➁については今年5月の住民投票において否決されたことを見ますと、
今回の投票についての議論は、①に集約されていたと思います。

つまり、橋下氏と既得権益者という抵抗勢力との戦いと言えるのではないでしょうか。

過去、大阪(だけではないと思いますが)は様々な既得権益者が行政に根深く入り込み、
規制という隠れ蓑を使い、様々な弊害を起こしていました。

規制排除やコスト削減を行うということは、既得権益者の利益を削減するということに他なりません。
そして今回の大阪ダブル選において既得権益者は、民意の支持を受けることはありませんでした。

現在大阪は、非常に微妙なポジションにいると私は考えています。
日本で屈指の人口を誇る地域であるものの、産業基盤は脆弱。
リニア等の国家的インフラの恩恵を受けることも、現段階では未確定。
観光的なブランド力も京都と比較すると見劣りする。
このことから10年、20年を見据えると、経済力が急激に劣化すると言わざるを得ません。

しかし今回、行政主導の合理化の目が残り、大阪行政という
巨大な商圏がますます開かれるならば、
今回の選挙において大阪は民意により、将来の大きな商圏を
作ったことになるのではないでしょうか。

今後の大阪の躍進に期待をしております。




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