資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

ファイナンスアイは、資金調達・資金繰りを成功報酬で対応するコンサルティングです。主に近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)で活躍しています。

タグ:経営者の能力

現場から見る成功する経営者③です。

事業の再生までは非常に厳しい道のりです。
その道を乗り越えていく経営者には、不思議と同じ特徴があるのです。

その特徴とは、ズバリ「笑顔」です。

苦境を乗り越える経営者は、よく笑います。

「金も人も無くなってどうすることもできないよ。ははっ・・・」という
乾いた自虐的な笑いではありません。

常に前向きな笑顔です。

この笑顔があると、気持ちが前向きになります。
従業員は立ち上がろうとします。

眉間にシワを寄せてばかりいる経営者には、人もチャンスも付いて来ないのです。
笑えない経営者は、悪い未来を想定しています。
そして、絶望してしまうのです。

たしかに未来を想定することは大切です。
しかし、再生の現場において未来を悲観することに意味はありません。

出来ないかも知れない?当然です。
だから、再生の必要があるのです。
確率論で物事を捉え、悲観しても事態が好転することはないのです。

もちろん、「笑顔」の経営者は決して楽しんでいるばかりではありません。

自分や周りを奮い立たせるために笑うのです

皆さんはいかがですか?苦しい時に笑えますか?
周りの人のために笑えますか?

なかなか出来ないことです。
だからそのような経営者には、チャンスと人が付いて来るのです。




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前回に続き、現場から見る成功する経営者②です。

今まで様々な経営者の方とお会いしてきました。
その中で、事業再生や立て直しの支援をさせて頂く際に、
やはり経営者の資質は、再生の重要なポイントになってきます。

その資質とは、初めての面談でもわかることなのですが
自社の資金繰り(特に支払)を
十分に把握していること
です。

不思議に思われるかもしれませんが、意外と把握されていないのです。

私は「資金ショートの懸念はありますか?もしあるならば何時ですか?」
と必ず確認をするのですが、その時にはっきりと「@月@日」と
答えられる方は少ないです。

答えられる方は様々な手法を検討されており、面談から課題の共有、
その後の対応策の打ち合わせはスムーズに進みます。

しかし、資金繰りの把握を全く怠っている方とは、中々話が進まないことが多く、
3日後に資金がショートすることが、面談の場で発覚することもあります。

このような場合、例え短期資金の手当てを行い、その後、事業計画を策定しても
融資を申込する金融機関との面談時に、
事業計画を自分の言葉で語れずに先方担当者の質問に
十分に答えられないため、熱意が足りないと思われることが多いのです。

資金の増減は変えられない事実です。
決算のように粉飾しての対応もできません。

非常に苦しいとは思いますが、常に資金繰りのことを真剣に考え続けることが
この先、再生を図る経営者に必要なことではないかと思います。

資金の把握状況=経営に対する真剣度

と言えるのではないでしょうか。




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今回は現場から見る、成功する経営者です。

あくまで個人的な見解ですが、現場視点となっていますので
一般的な経営書に記載されている、経営者の資質や能力とは大きく異なるので
ある意味新鮮でないかと思います。

さて、経営を成功させる、もしくは復活を予感させる大きな特徴は、
早い ことです。

検討⇒決定⇒行動⇒結果⇒結果のフィードバックまでが、異常な程早い。

特に資金を使わない施策は、打ち合わせを行いながら電話をかけまくって
どんどん素案を具体化させてしまう経営者の方もいらっしゃいます。

このような経営者はコンサルとしては、非常に疲れる相手で
アイデアを全部引き出されてしまうこともあります。

この非常にしんどいタイプの経営者ですが、私は経営者の理想的な思考回路の表れとして
異常に結論を求める早さがあると考えています。

このタイプの経営者は、
思考回路から結果を追うようになっているのです。

よく、大切なのは「結果だ!」と言いながら、検討や決定に時間を要する経営者もいます。
結果が大切なのは当たり前です。
先ほども言いました通り、思考回路が結果を追う作りになっているかが非常に重要なのです。

この「結果を追う」思考回路の経営者は、再生現場における制約(時間、資金等)条件の中で
猛スピードで何回も様々なチャレンジを行うことができます。

当然、結果が出るチャンスも多くなります。

その他の「結果を追う」思考回路の特徴としては、
無駄=結果に結びつかないと判断したら一切やらない。
また、結果の積み上げの後にあるビジョンを明確に持っている。
等があります。

どの特徴も非常に合理的かつ効率的です。

経営や再生現場に正解はありません。
限られた条件の中で最大限のパフォーマンスを発揮する
「結果を追う思考回路」は成功する経営者の重要な能力であると
言えるのではないでしょうか。














「うちは黒字だから大丈夫。資金調達の必要はないよ。」という話をよく聞きます。

そうですね。今、資金調達の必要はないのでしょう。
しかし、資金調達の必要性と財務の知識とは別です。

そこで、経営者の皆様に質問です。
「今、最大限資金調達を行うとしたらいくらですか?またその理由は?」

「今、資金調達が問題なく行えている具体的な理由は何ですか?」

この質問に答えられない場合、万が一何らかの理由で赤字になり、
銀行との交渉が必要になる場合、論理的な説明が行えないということに他なりません。

そして経営者に、「御社は永続的に黒字ですか?」と聞くと
「そんなことはない。経営は厳しい。いつ赤字になるかわからない」
と回答される方が多いです。

しかし、上記の2つの質問を回答できる経営者は、あまりいらっしゃいません。

このことから中小企業の経営者の多くは、財務面の危機管理まで
意識が回っていないと感じています。

私は黒字、資金調達の必要性がない状況だからこそ
しっかりと財務諸表を意識した経営を行い、
万が一不測の事態が行った場合に対する財務の知識面の備えとするのが
重要であると思います。



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