資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

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タグ:財務諸表

経営者として必要な能力の7回目です。
今回は運転資金収支についてお話ししたいと思います。

運転資金収支とは、わかりやすく言いますと、仕入と販売の差のことです。

企業は、①仕入を行い ②販売します。

つまり、仕入を行う時に資金が出て、販売代金を回収する時に資金が回収されます。
この期間の差が運転資金収支となります。

ちなみに、アップル社は販売代金を回収してから製造しますので、
運転資金収支はマイナスというありえない状態になっています。

運転資金収支は先出しの資金の指標ですから、企業が大口案件を獲得した場合、
大抵、運転資金収支が悪化することになります。
特に大型の工事案件ですと、半年、場合によっては1年程度回収にかかることもあります。

その資金回収待ちの期間に、取引先が倒産する等の非常事態が発生すれば
場合によっては資金繰りが逼迫し、黒字にも関わらず倒産してしまいます。

このように、運転資金収支の悪化は企業経営に大きなインパクトを与えてくるのです。

また、決算においてこの運転資金収支が急激に悪化している場合は、
銀行は粉飾を疑ってきます。

特に在庫の水増し等メジャーなやり方は、この運転資金収支を悪化させます。
運転資金収支は資金繰りの状況や粉飾決算の疑いとなる重要な項目です。

この部分が悪化している場合、経営者はしっかりと金融機関向けに説明できる対策を
検討しておく必要があります。



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TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 






経営者はどのような能力が必要かといいますと、はっきりしています。

ビジネスを伸ばす能力

これに尽きます。
逆にこれ以外の部分は、従業員や外部にコストを支払い行ってもらえばよいのです。

では、経営者は財務の知識は必要でしょうか?
私は、次の一点を除き、不要であると考えています。

それは、
財務諸表から自分の会社を説明する能力です。

これは、ビジネスを伸ばす能力と非常に密接に関係しています

上場会社でも、株主総会において自社の決算説明を
事務方の資料を棒読みする経営者が良く見られますが、
このような会社は、今後大きく成長することはないと判断してもよいと思っています。

次回はビジネスを伸ばす能力との関連性について説明します。




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