資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

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タグ:銀行交渉

銀行に納得してもらう

企業がリスケをするためには、取引銀行から
リスケの承諾を得る必要があります。
ただし、取引銀行もビジネスとして融資を行っている以上、
簡単にはリスケを承認してくれません。
リスケをする上で大事になるのは、銀行に納得してもらうことです。

もちろん、リスケをしている以上、返済の可能性が低くなっているので
銀行にメリットはありません。
ですが、「リスケが事業においてどういった役割を果たすのか」などを
銀行に説明し交渉する必要があるのです。

例えば、リスケ後の経営改善計画書を事前に作成しておき
リスケをした場合と、しなかった場合との差を提示したり
リスケ後には資金繰りがどのように改善していくのかを
見せるのも良い方法です。
そのため、リスケをする上で事前に必要な書類を用意し、
今後の返済可能性が高まることを提示して
納得してもらう必要があるのです。


リスケ交渉の際、取引銀行のペースに流されない

どうしてもリスケとなると、貸し出しをしている取引銀行が
強い立ち場になって、借り入れをしている企業が
弱い立場になりやすいです。
その結果、取引銀行主導のもと返済再開を促されることが
多くなっています。

しかしリスケをする上でも、「できること」と「できないこと」を
明確にして答える必要があります。
例えば、本来なら10年で経営改善をすることができるにもかかわらず、
その半分の「5年でできる」と条件変更をしてしまうと
その分資金繰りなどが厳しくなります。
そのため、取引銀行のペースに流されないようにして
交渉を進めることが大切となっています。

リスケは企業が存続し、借り入れを全額返済するために
行う交渉です。
この交渉において、実現不可能なリスケ条件を妥結することは
本末転倒なことになってしまいます。
自社の将来性や資金繰りをしっかり勘案し、
リスケの条件を固めていくようにしましょう。



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クライアントが新規事業の立上げをするので、
一緒に事業計画を策定することになりました。

その事業計画を持ち込んだ社長から
「利益が大きくて資金の必要がないと言われた」
と連絡がありました。

??

今回は仕入資金の持ち込みですが、必要資金と利益とは関係ないですよね??

利益はお宅への返済と税金を考えた水準ですが、
CFと利益の違い、わかってますよね???


利益が大きいと貸せないなら、
赤字企業に貸すんですかね????


とりあえず、資金繰り予定表を出して再度説明し、大きな問題はありませんでしたが
銀行の将来が大変不安になりました。


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今まで6回ほど財務の話題でしたので、一旦逸れますが
今回は経営者の心構え、というと大げさですが

「お金を返さない覚悟」 についてお話ししたいと思います。

私は財務コンサルの立場から「借りられる時に借りることが、倒産リスクを回避する有効な保険」と
言っておりますし、ご相談に来る皆様にも伝えております。

しかし、その本質的な部分については伝わりにくいです。

何故なら、お金を借りることが保険となるには「お金を返さない覚悟」が必要だからです。

「現金-借入総額=ネットキャッシュ」これが本当にその企業が持っている現金を示します。
この公式通りに企業活動を行うと、借入は返済して何れは手元から離れてしまうものですから
企業の倒産回避に活用することなどできません。

つまり現金から借入総額をマイナスしない「お金を返さない覚悟」が必要になります。

しかし、ここでもう一つ重要なことがあります。
実際の現場では、金融機関との争いになって、資金の厳しい会社が存続することは出来ません。

お金なんか返しません!という態度をとっていると、直に裁判所から通知が届くはめになります。


ですから、「お金を(作るまで)返さない覚悟」を相手に理解させることが
必要となってくるのです。




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