資金調達・資金繰りの成功報酬コンサル|ファイナンスアイ

ファイナンスアイは、資金調達・資金繰りを成功報酬で対応するコンサルティングです。主に近畿(大阪・兵庫・京都・和歌山・滋賀)で活躍しています。

タグ:革新機構

シャープの経営再建に名乗りを上げた台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業に対し、
シャープ側が人員削減や事業の切り売りをしないよう
誓約書の提出を求めていたことが13日、分かった。
鴻海は提出しておらず、12日のシャープの臨時取締役会では、
官民ファンド、産業革新機構との支援受け入れ交渉を継続することを確認した。
(産経ニュース 2月14日)


誓約書を革新機構にも要求するならフェアですが、どうでしょう。
要求自体は労働組合等に配慮してのことだと思いますが、
単純に再建は困難となります。
それにしても、記事の見出しに悪意を感じます。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 










2016年3月31日。シャープの5100億円ものシンジケートローン(協調融資)の返済期限だ。
2015年9月末時点のシャープの手元資金は約1750億円で、
破綻回避には銀行に借り換えを応諾させる必要があるが、道のりは容易でない。
前期決算で約2200億円の最終赤字を計上、経営危機に陥ったシャープに向けて、
2015年6月にみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行は、総額2000億円の債務株式化(DES)を実施。
優先株で融資を返済するという“非常事態”を経て、財務体質は改善して危機を脱したはずだった。
が、今期も液晶事業の不振は続き、4〜9月期(中間期)の業績は、
営業赤字251億円へと転落(前年同期は292億円の営業黒字)。
自己資本は再び毀損した。通期は黒字計画を掲げているが、達成には黄信号が灯る。
銀行からさらなる支援を引き出すためには、シャープは今後の再建策を示さなければならない。
具体的なビジョンがなければ、銀行も株主に説明責任を果たせないからだ。
(東洋経済オンライン 1月3日)



事業売却・提携・統合の相手と言われる候補は、液晶大手のジャパンディスプレイ、
有機ELパネルを手掛けるJOLED、さらに台湾のEMS大手・鴻海(ホンハイ)精密工業などですが、
技術の海外流出を避けたい日本政府は、革新機構を活用して支援するとの観測が広がっています。
そしてその革新機構としては、ジャパンディスプレイとJOLEDのどちらかに、
シャープの液晶事業を統合させたいようです。

しかしこれはもはや、再生ではなく安い売り物になっていますね。
無能な経営+銀行主導=金より大事な時間の損失 ですね。


【資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 









業績が悪化しているシャープの支援先として、官製ファンドの産業革新機構を軸に
調整が進んでいることがわかった。
売上高の3分の1を占める液晶事業を切り離して別会社をつくり、
革新機構が出資することなどを検討している。
革新機構は、支援できるかどうか見極めるため、シャープの経営状況について調査している。
(11月21日 朝日新聞デジタル)


支援内容より、時期が問題です。
もっと早くこのような具体的決断を行い、適切に投資家向けにIRを行えば
様々な選択肢が残ったでしょう。
経営者の無能、無策としか思えません。




資金調達コンサルティング|ファイナンスアイ
貴社の資金調達を成功報酬で対応します。
関西を中心に日本全国対応しています。
http://www.financeeye.net/
TEL:06-7878-6657(土日祝も対応) 
 














↑このページのトップヘ