利益が出ていない場合は、新規借入れは難しい

企業は利益が出ていない時期であっても、事業活動を
維持し続けなければなりません。
ただし、利益が出ておらず赤字の企業に対しては
銀行からの新規借入れどころか、借り換えも厳しい状態です。
しかし赤字であっても、融資を受けられる場合もあります。
それは、赤字の要因その対策を明確にして
銀行に説明を行えている場合です。


赤字要因と黒字化対策を区別し、経営課題に据える

赤字であっても借入れを行うためには、赤字の要因と
要因を解決して黒字にできる対策が必要です。

まずは赤字になっている要因を見つけることが先決です。
方法としては、資金繰り表やキャッシュフローを見て、
何が赤字の要因になっているのかを発見していきます。
例えば、売上が減少しているのであれば、マーケットが縮小しているのか、
代替企業が参入しているのか、などの分析をします。

次は対策が必要になります。
マーケットが縮小しているのであれば、新たなマーケットへの
販路拡大が必要になったり、新規市場に参入することも必要でしょう。

このように、要因に対して有効な対策をとることが重要です。
ただし、要因や対策を見つけるだけでなく、経営課題にして
実際に行動する必要があります。
そのため、実際に行動して資金繰りが改善していくことを
経営改善計画書に載せる必要があるのです。


経営課題に則って経営改善計画書を作成する

赤字要因と黒字化対策を区別することができたら、
それを元に経営改善計画書を作成します。
具体的な作成方法は「銀行に納得してもらう経営改善計画書」に
記載しています。
赤字企業が融資をしてもらう上で重要になるのは
具体的に行動できる計画なのかという点です。

具体的に行動するためには、一人ひとりの行動レベルにまで着目して
経営改善計画書を作成することが大事です。
そのためには、抽象的な赤字要因や黒字対策ではなく
計画書を見て社員などのステークホルダーが行動できるものに
しなければいけません。



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